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「自分の年収って妥当なの?」整備士がよく聞く4つの疑問、全部答えます
「自分の年収って、妥当なんですかね?」
転職相談をしていると、年収についての疑問を繰り返し聞かれます。
そしてその多くが疑問を持ちながらも誰にも確認できないまま何年も過ごしている方です。
突然ですが、整備士の年収についてよくある4つの疑問にまとめて答えます。
【この記事を書いた人】ヨッシー

トヨワク キャリアアドバイザー
トヨタ系ディーラー出身。現在は全国のトヨタ系ディーラー採用担当者と直接連携しながら、整備士さんの転職を日々サポート。年間100名以上の転職支援実績を持つ。
同期と年収が離れてきたのはなぜですか?
A / ヨッシーより
同じタイミングで入ったのに、数年後には年収に差がついている——この状況は転職相談でもよく聞きます。原因のほとんどは能力の差ではなく、「働いている職場の昇給制度の設計」の違いにあります。
昇給の仕組みには大きく3種類あります。
- 定期昇給あり:勤続年数に応じて毎年一定額が上がる
- 評価連動型:査定・資格・ポジションによって変動する
- 昇給制度がない、または非常に薄い:「なんとなく上がる(上がらない)」が続く
同期との差は、職場の制度がどの型かで生まれます。5年後も同期との差が縮まらないなら、制度そのものを疑うべきかもしれません。
実際のトヨタ系ディーラー求人に記載された年収モデルを見ると、同じ「入社3年目」でも会社によって大きな差があります。
同じ「入社3年目・2級整備士」でも360万〜420万と60万の差が存在します。これはあなたの問題ではなく、職場の制度の差です。
2級資格を取れば、年収は上がりますか?
A / ヨッシーより
上がります。理由は主に2つです。
① 資格手当がつく
トヨタ系ディーラーの多くは、2級取得者に対して毎月の資格手当を支給しています。取得した時点で収入が増える、最も直接的な効果です。
② 応募できる求人の幅が大きく広がる
実際の求人を見ると「2級以上必須」「2級優遇」という条件のディーラー求人が大多数を占めます。3級のままだと選べる職場が限られる。2級があれば、より年収水準の高い職場を選べる状態になります。
すでに2級をお持ちの方は「取得済み」で終わりではありません。今の職場が2級を正当に評価しているかどうか——資格手当の金額・昇給制度への反映——これが次の確認ポイントです。
2級は「取るだけで年収が上がる」、
かつ「選べる職場も増える」資格です。
今の職場で年収が上がらないと感じているなら、2級取得はその状況を変える最も確実な一手です。
民間工場とディーラーで、年収ってそんなに違うんですか?
A / ヨッシーより
若手のうちはそれほど大きくありません。ただ、5年目・10年目と経験を積むにつれて差が開いていきます。
転職相談で民間工場から来られる方に年収を伺うと、私が聞いた中では5〜10年目で340〜400万円前後が最多です。同じ年数をトヨタ系ディーラーで過ごした場合の年収モデルと比べると、差は100万円以上になることがあります。
「なぜこんなに差がつくのか」——理由は賞与の回数・額、資格手当の有無、役職ポジションへの道の開かれ方に集約されます。
※民間工場の年収傾向はトヨワクにご相談いただいた方からの聞き取りをもとにしています。転職を検討している方が多いという特性上、全整備士の平均を示すものではありません。
トヨタ系ディーラーの求人に記載された実際の年収モデルです。
| 経験年数・役職 | ネッツトヨタ越後 | ウエインズトヨタ神奈川 | 岡山トヨペット(2級) |
|---|---|---|---|
| 入社1年目 | — (月給19.4万〜) | 約290万〜 (月給24.2万〜・賞与別) | — (月収23万〜) |
| 入社3年目 | 360万 | 401万 | 420万 |
| 入社5年目 | — | 489万 | 440万 |
| 入社10年目 | 460万(主任) | 567万 | 480〜520万 |
| 入社20年目〜 | 550万(MG) | 726万(ELリーダー) ※上位役職到達モデル | 595万(工場リーダー) |
※各社の求人に記載された年収モデルより抜粋。賞与含む(入社1年目のみ求人票記載の月給から引用、賞与別)。
※主任・MG・ELリーダー・工場リーダー等の役職名は各社固有の呼称です。
10年目以降の差が特に大きい。これは定期昇給に加え、役職手当・賞与の増加分がトヨタ系ディーラーでは体系として機能しているためです。
自分の年収が適正かどうか、どうやって確かめればいいですか?
A / ヨッシーより
まさに、それを確かめるためのツールを作りました。
転職を考えているかどうかは関係ありません。「今の職場を続けるかどうか」を決める前に、まず相場を知っておくだけでいい。そのためのツールです。登録も個人情報の入力も不要です。
結果が「適正」なら安心材料に。「低い可能性あり」なら、何をどう変えるかを考えるきっかけに。どちらに転んでも、知ることは損になりません。
整備士 年収適正診断(無料)
- Step 1:現在の状況・経験年数・資格・年収を入力(4問)
- Step 2:今の職場環境を確認(5問)
- 結果:トヨタ系ディーラー相場と比較し、年収ギャップと主な要因を表示
登録不要・個人情報の入力なし
診断結果が「適正」でも「低い可能性あり」でも、数字として見えることで初めて考えられるようになります。なんとなく不安なまま数年過ごすよりも、知った上で判断する方が、長い目で見てずっと有利です。
4つの疑問をまとめて答えましたが、共通するのは一点です。
整備士の年収は「決まっているもの」ではなく、「制度と職場と自分の選択によって変わるもの」です。
知らないまま何年も続けるのと、知った上で今の職場にいることを選ぶのは、まったく違います。転職しなくていい。ただ、「知っている状態」で仕事をしてほしい。
ヨッシーの一言
「年収相談で一番多いのは、実は『低いかもしれないと思いながら、誰にも言えずにいた』というパターンです。転職を考えていなくても、相場を知っておくことは損になりません。気になることがあれば、気軽に話しかけてください!」




